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2025.10.31
【2025年最新版】古くなった実家をどうする?松本市で始めるリノベーションのすすめ
みなさんこんにちは。
長野県松本市の工務店、フルハタ建設です。
親の高齢化や空き家問題、資産の活用など、「実家をどうするか」は多くの人にとって避けては通れないテーマです。松本市には築40年〜50年を超える住宅が多く、建て替えるか、リノベーションするかで悩まれている方も多いのではないでしょうか。この記事では、古くなった実家をリノベーションする際のポイントや注意点、松本市で活用できる補助金制度、そしてリノベーションの価値について詳しくご紹介します。
なぜ今、実家リノベーションを考える人が増えているのか?
「実家をこのまま放置していいのだろうか」
親が高齢になり、管理が行き届かなくなってきた家を見ると、こんな不安を抱く人も多いのではないでしょうか。加えて、空き家問題や相続後の資産活用のことなど、実家について考える場面は年々増えています。
また、子世帯自身が「実家に戻って暮らす」という選択をするケースも増えています。働き方や価値観の多様化が進むなかで、「生まれ育った土地でのびのび暮らしたい」「親の近くで子育てをしたい」と考える人も少なくありません。
ただし、築年数が長い家をそのまま住み継ぐのは難しいことも。設備の老朽化や耐震・断熱性能の不足など、暮らしにくさを感じやすい点もあるため、リノベーションを前提とした計画が現実的です。
松本市の住宅事情とリノベーションの可能性
松本市では、築40〜50年以上経った住宅がまだまだ多く残っています。古い住宅には、現代の新築住宅にはない「ゆとりある広さ」という魅力があります。現在の新築住宅が30坪前後なのに対し、古いお家ではそれよりも広い建物・敷地面積で建てられていることも多く、広々とした空間が手に入るというメリットがあります。
また、梁や柱などに良質な木材が使われているケースも多く、古い家ならではの味わいと素材感を活かしたリノベーションが可能です。「この木は残してほしい」「欄間や建具は再利用したい」など、愛着のある部分を活かしつつ、断熱性・耐震性・間取りなど現代の暮らしに合わせてアップデートしていくことができます。
実家リノベーションで押さえたい重要ポイント
まず確認したいのは「耐震性能」。築年数が経過した家では、現在の建築基準を満たしていないケースが多く、耐震診断や補強工事が必要です。場合によっては、リノベーション前に「確認申請」が必要になることもあるため、専門的な視点でしっかりと診断してもらうことが大切です。
次に「断熱性」。昔ながらの家は断熱材が入っていなかったり、単板ガラスのアルミサッシが使われていたりと、冬は寒く夏は暑いという住環境になりがちです。断熱材の充填や窓のカバー工法、床下・天井裏の断熱などを行うことで、快適性が大きく向上します。
そして「間取り」。高齢の親がそのまま暮らす場合はバリアフリー化が必須ですし、子世帯が戻るなら2世帯住宅としての計画も必要になるでしょう。収納の位置や動線計画も、暮らしやすさに大きく影響するため、現代のライフスタイルに合わせた見直しが求められます。
リノベーションと新築、どちらが正解?コスト・期間・価値を比較
「新築とリノベーション、どちらが良いのか?」という質問をよくいただきます。
実際のところは、“状態による”のが正直な答えです。基礎や構造が健全であれば、リノベーションの方が工期も短く、コストも抑えられるケースが多いです。一方で、建物の劣化が激しく耐震や断熱の補強が大掛かりになったり、確認申請が必要な場合は、結果的に新築と同等の費用がかかることもあります。
ただ、今の時代は資材価格の高騰や人件費の上昇もあり、「今あるものを活かす」というリノベーションの価値は非常に高くなっています。固定資産税も新築より抑えられるため、長期的な視点でもメリットは大きいです。
補助金・支援制度で賢く進める!松本市の利用可能な制度
松本市では、さまざまな補助金や支援制度が設けられています。
・松本市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金
松本市に移住し、就業・創業する方を対象にした支援金制度。移住後の住宅リノベーションに使える場合があります。
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/matsumotogurashi/4079.html
・松本市結婚新生活支援事業補助金
若いご夫婦が結婚を機に住宅取得や改修を行う場合、一定の条件のもと補助を受けられます。
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/benricho/55355.html
また、断熱・省エネ改修に関する国の補助金(子育てエコホーム支援事業・先進的窓リノベ事業など)も併用できる可能性があります。補助金制度は年度によって変更・終了するため、計画はお早めに。
フルハタ建設が手がけるリノベーションの強み
フルハタ建設では、松本市を中心に古民家や実家のリノベーションを多数手がけてきました。
一級建築士や既存住宅状況調査技術者が在籍し、耐震診断から設計・施工まで自社で一貫対応できるのが強みです。断熱改修の経験も豊富で、快適性と安全性を高めるための最適なプランをご提案します。
また、単なる建物の改修ではなく、住む人の暮らしに寄り添った“住まい方”から考えるリノベーションを大切にしています。「親との同居を見据えたい」「趣味を楽しむ部屋がほしい」「平屋にしたい」など、ライフスタイルに合わせた柔軟なご提案が可能です。
実家のリノベーションは、単なる建物の改修ではなく、“これからの暮らし”を見据えた住まいの再設計です。松本市には、耐震や断熱性能を向上させるリノベーションに加え、移住支援や若年世帯を対象とした補助金制度も整っており、費用を抑えつつ快適で安心な住環境を実現できます。フルハタ建設では、専門資格をもったスタッフが、耐震診断から設計・施工まで一貫して対応。ご家族それぞれのライフスタイルや思い出に寄り添いながら、最適なリノベーションをご提案いたします。
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