家族4人のコンパクトな平屋~I様邸
農家のI様。築80年ほどの家を解体し、建て直しをいたしました。
ご夫婦とお子様の4人家族がコンパクトに快適に暮らせる平屋をご希望でした。
今後のことも考え、そんなに大きな家はいらないので、100㎡以下で各人のプライベートは確保したい、和室にお仏壇を置きたいといことから、DKと和室を続き間とすることで和室を日常使いできるようにし、プライベート空間はまとめた間取りとしました。床、壁には県産材を使用し温かみのある仕上がりとなっています。
太陽光発電を設置、小屋裏と床下の2台のエアコンで1年中 快適で暮らしやすい住まいとなりました。
以前からお付き合いのある方からのご紹介で、今回ご縁をいただいたM様。お子様の巣立ちご夫婦での暮らしになったときに、もっと暮らしやすい住まいにしたいとのご要望がありました。
水廻りは建築当初のままだったので、設備も入れ替えを行い、LDKは断熱改修も行いました。家全体の壁紙の貼り換えも行いました。
もとの間取りは、玄関から廊下からキッチンダイニングとリビングへと繋がる間取りでした。ダイニングとリビングには段差があり、2つの部屋の隔たりを与えており、これからの位に不向きとのお考えでした。これを踏まえ、廊下の壁を撤去しLDK空間を広げ、玄関からLDKに直接入れるようにしました。
キッチンの配置は変わりませんが、キッチンと食器棚との距離がありすぎて使いにくく、床に物を置くようになってしまい、さらに使いにくいとの奥様からのお話をお聞きし、動作空間は確保しつつ、カップボードの位置を変更しパントリーにもなる収納スペースをご提案いたしました。ここは洗面脱衣室にも隣接するので、日常品のストック置き場にもなります。
今回、2階にトイレを新設しています。2階が寝室なので今後の暮らしには2階にトイレがあった方がいいとのことでした。給水管と排水管のルートを確保できればそう難しいことはないんですが、今回は屋根が絡んでいたので、屋根裏にて排水管を下すことが一番大変でした。設備屋さんに感謝です。
廊下をLDKに取り込んだことで、水廻りへのアプローチがしやすくなり、無駄な空間がなくなり、段差解消で暮らしやすい空間になりました。
今回活用した補助金:住宅省エネ2024キャンペーン・松本市住宅用温暖化対策設備設置補助金
お仕事場の近くに中古住宅をご購入されたS様。
とりあえずLDKのリフォームをしようと思い立ちました。ちょうど弊社社長と共通のお知り合いがおり、ご依頼をいただきました。
前の持ち主さんは、茶道をなさっていたので和室が2室あり、その一室は炉も切ってありました。
打合せの時期、奥様は妊娠中で数か月後に出産予定でした。LDKは全面的にリフォームでお打ち合わせは進みました。そのほかのお部屋も内装を替えるくらいで、既存の和室も畳替えをする程度とのお話でした。しかし以前の子供部屋は、北側に細長い間取りで、お子様が増えたときに対応できるとは思えませんでした。ヒヤリングを重ね、和室は1室あればよいとのことでしたので、これから生まれてくるお子様と将来のお子様も見据えて、和室1部屋を広縁も含めた子供部屋として、花粉症のご夫婦と子育てで洗濯物が増えることを考え、以前の子供部屋は室内干しができる家事室としてご提案いたしました。当初のご希望にはなかった提案で金額もupしましたが、これからの暮らしのことをお話しし、承諾いただきました。
大きな間取り変更はなかったのですが、室内側の下地は解体し天井・壁には新たに断熱材を充填しています。合わせて工事範囲の外窓はすべて交換しています。LDKの床は、お子様も考慮し県産材のあずみの松を使用。既存の和室の壁を聚楽の上にチャフウォールで重ね塗りにしています。
ご主人は木工関係のお仕事をされています。TV台、ダイニングテーブル・ベンチ、リビングクロークのデスクはご主人作。とても素敵な空間になっています。
お子様とともに新しいご家族の生活が始まります。
弊社では初めてのマンションリフォームを手掛けさせていただきました。
以前新築をさせていただいたお客様のご紹介。そのお宅のアイランドキッチンをご覧になりご依頼をいただきました。
マンションは共用部分などの制約があったりするので、管理組合等とも打合せが必要になります。
施工時には、エレベーターを使っていいのか工事中の音の問題、工事時間の制約など戸建てにはない気を使いました。
工事中ご迷惑をおかけした住人の皆様、ご協力ありがとうございました。
今回のリフォームは、設備機器の入れ替えおよび内装の改修となります。
マンションにありがちな、リビングの横に和室があるよな間取りを、間仕切り壁の位置は変えずに全面フローリングをしました。
壁紙も新調し、明るい空間となりました。
マンションの場合、外部に面しているサッシは交換不可の場合があるので、内窓での対応になります。
シングルガラスのアルミサッシだったので、内窓をLow-E ペアガラスアルゴンガス入りにするだけでも、窓の断熱性能は上がります。
松本市もマンションが多くあります。マンションリフォームをお考えの方、ご相談を承ります。
弊社がある松本市和田地区殿町会の公民館の建て替え工事を請け負いました。
松本地方は公民館文化が根付いています。中央公民館→地区公民館→町会公民館と多数の公民館が存在します。
公民館は防災時のみならず、お年寄りの集会や子供会の開催場所、地区のお祭りの時など地区活動の場所として親しまれています。
以前の公民館も弊社の先代社長がまだ個人で大工事を請け負っていたときに携わっていました。
2代続けて地区の皆さんが使う建築物に携われるのは、感慨深いものがあります。
公民館といっても、平屋の一見住宅とも見える規模の物です。今回はSW(スーパーウォール)工法で行いました。
これから皆様に愛される公民館になればと思います。
松本駅から中町通りを歩き、イオンモールに近い場所にそれはあります。
もともとご親戚が所有したいた物件にカフェをと思ったご夫婦が、ご縁があり弊社にて店舗建築のお手伝いをさせていただくことに。
長い間使っていなかった物件だったので老朽化している箇所も。場所柄また両側建物に挟まれている物件。施工も気を使いました。
ご主人は長年茶道に携わっておられ、裏千家準教授の資格もお持ちです。いつかはそれを生かしたことをやりたいと思っていたとおっしゃっていました。
茶道の体験もしていただきたいと、3畳ほどの茶室を備え、本格的な茶道を体験できます。
壁はご夫婦で抹茶色にペイントされました。「ムラになっちゃった(笑)」とおっしゃっていましたが、それも趣のあるものとなっています。
2023年12月OPEN。中町通りにお越しの際はお立ち寄りください。
Trad Matcha Cafe 莽 公式HP
https://matchacafe7.wixsite.com/my-site-1
松本市にお住いのY様。
この度お子様のご家族と同居をすることになり、ご夫婦のお部屋を新しくすることになりました。
実はY様おお宅は、江戸時代から続く古民家。お話をお聞きすると昔は周辺の農家の皆さんが集会をするようなお宅だったそうです。
事前調査でお伺いしたときに小屋裏に上らせていただきましたが、小屋組みが見事で思わずため息が出てしまいました。
間取りも4つの続き間があり、襖を外せば大広間となるような作りとなっていました。昔は冠婚葬祭もご自宅で行っていいたそうです。
今回は、このうちの一部屋と6畳ほどの物置を合わせてをご夫婦の居室として改築することとなりました。
ミニキッチンとトイレも新設しました。改装部のみ部分断熱改修も行いました。
長年連れ添ったご夫婦、これまで寝室は別だったので、今回の改修も別室をご希望されました。
物置だった部屋をご主人の寝室、広縁を取り込んで約12畳の和室を居間兼奥様の寝室としました。
もともとキッチンはあるのですが、そこはお子様ご家族が使用されるということで、ご夫婦のためにちょっと調理ができるようミニキッチンを新設しました。
ミニキッチンといっても、マンションなどに使用されるもので調理するにも十分なものです。
これからお子様ご家族と同居をするにあたり、ご夫婦での生活を維持しつつ、お孫さんと暮らしも楽しめるようになりました。
工事中奥様の言葉
「古い家だから建て替え方がいいのかもしれないけど、代々続いている家だし、おばあちゃんも大事に暮らしていた家だからなんだか壊すことができなくてね」
が印象的でした。壊して新しくすればもっと暖かくて快適な暮らしができすかもしれません。しかし壊してしまってはもう手に入らないものもあるんですね。
ひときわ目を引く大屋根のおうち。お子様が巣立った後のご夫婦での生活も見据え、1階に水廻り・クローゼットや寝室を配置し、ワンフロアで暮らしができるようにしました。寝室からは、WICを通りランドリールームを兼ねた洗面室・脱衣所へと家事動線の良い間取りとなっています。アイランドキッチンからのアクセスも良く、キッチン→寝室→WIC→ユーティリティ→脱衣室・UBへと、ラウンド動線&の8の字動線で家事効率アップにつながります。
玄関から入ったLDKは大屋根を利用した吹抜けが圧巻。奥様こだわりのアイランドキッチンを中心としたLDKは、吹抜けで2階のフリースペースと繋がっているのでお子様ともコミュニケーションもバッチリ。このスペースはセカンドリビングにもなります。ふかし壁には旦那様こだわりの壁掛けTV。間接照明で引き立たせるとともに気になる配線もスッキリ。
朝の忙しい時間の強い味方になるのが、横幅のある洗面台。3人並んでも余裕のある幅を確保しました。洗面台のある空間はユーティリティとしての機能も兼ね備えています。夜洗濯をする奥様のために室内物干しも設置。アイロンがけをするご主人のためにアイロン台もあります。ご家族のご要望で脱衣室は別に。家族が入浴中でも気兼ねなく洗面台を使えます。
将来の暮らしも考え抜かれたお住まいが完成しました。
おばあさまがおひとりで暮らしていたおうち。
白蟻被害がきっかけで、今回改修のご依頼をいただきました。
おじいさまと二人で暮らし始めてから、子供も3人と家族が増え、何回かの増築をしていました。
敷地いっぱいまで増築した部分を必要のないところは減築をし、敷地に余裕を持たせました。
間取りも使いやすく変更し、暮らし方を見直すことで、快適な住空間が実現しました。
LDKは天井高を上げることにより、元の家の梁を見せることで、昔の家の面影も感じつつ、モダンな雰囲気を出しました。
狭かった水廻りも、十分な広さが取れ、使いやすい空間となりました。
おばあさまの想いも詰まったタンス類はそのまま使えるように、間取り段階から家具配置も具体的にご提案。
リノベーションの時には引っ越しをしていただくときがあります。その時にはある程度「捨てる」という行為が伴い、高齢になるとなかなか受け入れがたい作業になります。
このおうちのおばあさまも、結構心理的に苦悩したようです。でも、残したいものをリノベーション後の空間にも使用できるようにご提案することも大事だと思います。
リビングに磨いてきれいになった桐ダンスを置いて過去と未来とのつながりも生まれました。
どこへ行くにも一緒の仲良しのご夫婦。
これからの生活を考えて、平屋をご希望されました。
キチン→LDK→寝室→「水廻り→キッチンへとくるくる回れてコンパクトにまとめた動線。
明るい日差しが差し込むLDK。
たくさん本をお持ちのおじいちゃんのために、たくさんの本を収められる壁一面の造作の本棚。
おばあちゃんの手の届く高さを現場で確認しながらの、WIC収納。
奥には、季節のお布団も収められるように、棚も設置しました。
シンプルな間取りでありながら、暮らしやすい空間が出来上がりました。
お客様のご要望は:長年使ってきたキッチンを新しくしたい。
それに合わせて、家事が楽になる食洗器を取り付けしたいとご希望。
キッチンパネルにマグネットを使えるものをご希望
ご提案内容:クリナップのステディアならば、オールステンレスなので
これから長く不具合なくお使いいただけるとご提案。
以前は開き扉でしたが、引出扉にすることで立ったまま上から見渡せるので、
かがんで取り出すという動作がなくなり、作業動作も楽になります。
マグネットがつくパネルは、他社製のパネルをご提案しました。
既存キッチンの幅が今回のものと多少違ったため、既存にあった袖壁を解体し、
サイドパネルにて納めました。お色も白系をお選びいただいたので、
今までのキッチンより、明るいイメージとなりました。
今回ご紹介するのは、水廻り全般のリフォームです。
ユニットバス、キッチン、トイレ、洗面化粧台の水廻り全般と
内窓設置工事を行いました。
利用した補助金:松本市省エネリフォーム補助金
グリーン住宅ポイント