シェアハウス
今回はご紹介するのは、塩尻市の空き物件にて計画されたシェアハウス。
とある商店街のかつてはギフトショップとして営業をしていた店舗を、有志が集まり取り壊しが検討されていたこの建物を借り受け、交流・宿泊拠点に再生するすることになりました。
縁あって、弊社が関わらせていただくことに。有志の方々がDIYを行う部分もあるのでそれ以外の箇所の工事を行いました。
いつもの住宅とは違い、携わる方々のいろいろな思いを受け取りながら、面白いお仕事をさせていただきました。
住宅に限らず、店舗でも空き店舗が多くなっている昨今。かつては賑わいのあった商店街の象徴の店舗が、かつてとは違うカタチで人の集う場所として生まれ変わりました。
大正時代以前に建てられた古民家を 建築家 住まい考房 清水さん設計のもと、大改修いたしました。
お住まい予定のご家族は、県外から塩尻市に移住したY様ご家族。
今回は、親世帯のご紹介です。
子世帯同様、共用玄関から入ってすぐに、対面キッチンが印象的なDKスペース。南から差し込む日差しがワンクッションある空間を通して柔らかく差し込みます。
そして、もともとあった欄間と板戸をそのまま利用した引き戸を介して、置き畳のある居間へと続きます。
親世帯の見どころは、2階に設けられたフリーススペース。廊下より一段下げたダウンフロアーで特別感が出ました。
これももともとあった板戸を開ければ、廊下を介して寝室をつながり、閉めれば個室としてフレキシブルに利用できます。
子世帯同様元の構造材はそのままに耐震・断熱改修を行い、内装・設備機器を一新することで現代の暮らしに適したリノベーションとなりました。
Y様邸は玄関のみ共用で子世帯との行き来は玄関でのみとなりますが、お互いの生活は保ちつつ玄関を通して聞こえてくるお孫さんの声にほっこりとする適度に距離感のある2世帯住宅となりました。
【お知らせ】
3月26日(日)まで、期間限定で親世帯の住居部分の内覧会を開催しております。
リフォーム・リノベーションに関心のある方この機会にぜひご覧ください。詳しくは下記をご覧ください。
大正時代以前に建てられた古民家を 建築家 住まい考房 清水さん設計のもと、大改修いたしました。
お住まい予定のご家族は、県外から塩尻市に移住したY様ご家族。
ご両親との2世帯住宅となります。
スケルトンにしてから、基礎の補強、耐震補強、断熱改修をしております。
主要構造部は補強をしながらですが、そのまま使用しています。
ところどころに見える既存の梁や柱は、当時も面影を感じさせます。
古民家の雰囲気は残したまま、現代の暮らしに合わせたリノベ―ションとなりました。
当時の梁に生かした工事は、大工さんもだいぶ苦労されたようです。
古い板戸や、所々に見える深みのある梁など、新築ではなかなか味わえない趣のある空間となりました。
床には無垢フローリング、壁はチャフウォールなどを使用し、明るめな仕上が既存の梁を引き立たせる美しい仕上がりとなりました。
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コンパクトながら、暮らしやすい空間が出来上がりました。