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2025.11.28
住まい方アドバイザーが答える住まいのお悩み相談室vol.5「お正月に孫たちが泊まりに来るけど、リビングが手狭でくつろげません…」
みなさんこんにちは。
長野県松本市の工務店・フルハタ建設の住まい方アドバイザー、古畑です。
「お正月に孫たちが泊まりに来るんですけど、リビングが手狭で…」
そんなご相談をいただく季節になりました。せっかく集まってくれるのにくつろげる空間がないと、お互いにちょっと残念ですよね。特にお孫さんが小さいご家庭では、広くて安全なスペースを確保しておきたいものです。
実は、家具の配置を見直すだけでも空間の印象は大きく変わります。いつもより家具を壁側に寄せて、床にモノを置かないようにするだけで、お孫さんたちがのびのび遊べるスペースができます。触ってほしくないものや壊れやすいものは、事前に片付けておくのも忘れずに。目に入らなければ「ダメ!」と言わずに済みますし、お互い気持ちよく過ごせます。
また、使っていない家具やモノがあるなら、このタイミングで処分するのもいいですね。お孫さんが来るからと片付けるのではなく、普段から“迎え入れやすい家”を意識しておくと、来客時も慌てずに済みます。
普段はあまり使っていない二間続きの和室があるなら、そこをお孫さんたちの遊び場にしてもいいですね。広さにゆとりがある“田舎の家”だからこそできる工夫です。
間取りによっては、キッチン・ダイニング・リビングが別々になっていて動きづらいこともあります。その場合におすすめするのは、間仕切りを取り払って空間を繋げるリフォームや、廊下まで取り込んだ広い空間に改修するリフォーム。空間を広く使えるようになるのはもちろんのこと、生活動線もスムーズになります。
そして、案外見落としがちなのが「寒さ対策」。お正月は冷え込みも厳しくなります。みんなで集まっても、足元が冷えてしまうとせっかくの時間が台無しに。内窓をつけて断熱性を上げるだけでも、温かさがまったく違いますよ。静かで結露もしにくくなりますし、リフォームとしても人気です。
ちょっとした配置の見直しと、快適性の工夫。それだけで「くつろげないリビング」が「帰ってきたくなる空間」になります。年に一度のにぎやかな時間が、家族にとって心に残るひとときになりますように。そんな願いを込めて、住まいの工夫をお手伝いできたら嬉しいです。
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